大学ポータルアプリ「Knowledge Portal スマホ学生証」が国立大学に初導入、琉大トランスフォーメーション(RX)による学生サービスの向上と業務負荷の軽減を目指す

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琉球大学が取り組む琉大トランスフォーメーション(RX)の取り組みとしてスマホ学生証サービスを提供開始。アプリを通して安否確認や大学からの通知管理、学内施設の利用においても活用を予定

株式会社 Siba Service(シバサービス、本社:兵庫県神戸市中央区、代表:芝辻 裕太 以下当社)が提供する大学向け統合ポータルサービス「Knowledge Portal」の機能の1つである「スマホ学生証」が2024年4月24日に国立大学法人 琉球大学(所在地:沖縄県中頭郡西原町字千原、学長:西田 睦 以下琉球大学)に導入されました。

導入背景と今後の展望

琉球大学ではDX(デジタル・トランスフォーメーション) を通じて教育と学生支援・研究・医療・運営、そして働き方を大きく変革することを目指すと宣言し、令和4年9月に琉球大学版DXの推進に向けて「琉球大学RX推進基本方針」が策定されています。 その基本方針において、教育・学生支援面では、「学修者本位の教育の促進と学びの質の向上を図るためにICTツールを適切に活用」することが掲げられています。

琉球大学では従来のカード型の学生証をまとめて短期間で発行していたため、カードの発行・再発行や回収などの対応が教職員への業務負担となっていました。教育・学生支援の取組として、磁気カードで発行している学生証を当社のスマートフォンアプリによってデジタル化することにより、学生の利便性の向上及び教職員の業務効率化を実現します。

当社では今後とも、学びの場を支えるICTツールの提供を通じて、琉球大学RX推進プロジェクトに貢献していきます。

琉球大学スマホ学生証アプリ(RYUDAI Portal)

スマホ学生証は、琉球大学が提供するアプリケーション「琉球大学スマホ学生証アプリ(RYUDAI Portal)」を学生自身が所有するスマートフォン(iOSまたはAndroid)にインストールすることで利用できます。
アプリは入学後アカウントが発行された時点からすぐに利用することができ、その後の卒業・退学・所属変更などの情報変更が発生した際にも即時反映されるため、再発行は不要となります。
「スマホ学生証」の導入によって、学生サービスの向上、学内業務の効率化や負荷の改善が期待されています。今年度はカード型と併用した運用を行い、将来的には「スマホ学生証」ヘの一本化が計画されています。

また、7月以降は「Knowledge Portal」に休講情報などを配信する「お知らせ機能」や、災害時に対象者の安否を集計する「安否確認機能」など、新たな機能を追加することが検討されています。

「スマホ学生証」とは

「スマホ学生証」は、学生が所有するスマートフォンに、当社が提供するポータルアプリ「Knowledge Portal」をインストールすることで使用できます。
カード型学生証で必要となるカードの発行回収や再発行業務は不要となるため、業務負担の軽減やコスト削減にも繋がります。また、スマホ学生証の券面はスクリーンショットの取得防止機能やQRコードの暗号化など不正防止策やセキュリティ対策も講じています。

「Knowledge Portal」とは

「Knowledge Portal」は学生視点で開発されたポータルサービスです。大学の特色に合わせてデザインされたUIを中心に、学生や教職員の方が必要とされる機能がまとめられおり、アプリひとつでキャンパスライフに必要な情報を簡単に確認できます。

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